過去の美容業なら、「自社の方針に合わない人は、辞めてもらって構わない」
という方針でも経営が成立した。
これは、「美容室のキャリアプラン」第一主義である。
しかし、オーバーストアと美容師のなり手不足が続く現代では、
ただ将来を先細らせるだけの方針と成り果てた。
今、行うべきは、スタッフ一人ひとりが持つ価値観と将来像を尊重し、
自社の方針とすり合わせて、ここで働く意味と意義をつくる
「スタッフのキャリアプラン」第一主義の経営だ。
そこで次号は、スタッフに長く活躍してもらい、
スタッフも、自社も、お客さまも三方よしとなる
キャリアプランニングについて特集する。