
|特集|
いくつになっても、恋をしたい。大人になっても、ファッションドールにときめきたい。——そんな“年齢の境界線”を軽やかにまたぐ時代が来ている。そのキーワードが、「消齢化」。
SNSに掲載されている“ヘアビジュアル”も、世代の差なく同じ画像を見ている可能性がある。華やかなヘアカラーも、軽やかレイヤースタイルも、もう“若い子のもの”ではない。つまり、提案する美容師側にも意識のアップデートが求められる、といえるだろう。年齢に合わせたデザインの提案を、という前提はいつの間にか古くなっているのかもしれない。
とはいえ、エイジング毛には悩みがつきもの。歳を重ねた髪に必要なのは、制限ではなく可能性だ。年齢で区切れない時代だからこそ、大人が抱く「髪を美しく保ちたい」という欲は、より一層強くなっている。
“いくつになってもオシャレを楽しみたい”“いくつになってもきれいでいたい”——そのわがままを、正々堂々とかなえる準備をしておこう。
新しい社会意識の傾向、“消齢化”
監修:博報堂生活総合研究所
世代を超えるヘアデザイン
小澤さやか・高橋唯子[STRAMA]
伊藤雨潔・木下美咲[PEEK-A-BOO]
大人の現実を受け止め、自由にデザインする「髪質改善」カット&ヘアカラー
・Part.01 カット編
渡来俊彦[Memories]
・Part.02 ヘアカラー編
木俣 翔[MINX OVER]
“今”の大人を知る
・消齢化時代における「大人」とは?
その行動とメンタリティに迫る
協力:(株)オースタンス
・大人世代に刺さる! 集客と提案のコツ
広瀬和輝[VIEW]
|連載|
・THE NEXT ICONS
vol.03 磯田基徳[siki]
・知られざるインテリアの想い
vol.03 Cocoon 表参道
・「美しい」を疑え
vol.06 米澤香央里[Hank.]
・ヘアモード誌上コンテスト
「ウルフスタイル」
・Contest (結果報告)
・News
・New Products
他