|第1特集|
ハイトーンブームが巻き起こり、デザインカラーも一般に浸透しつつある昨今、絵を描くように色を組み合わせる……だけでは成立しないのがヘアデザインの奥深さ。髪というキャンバスにおいて、アンダートーン、顔立ちや肌色への似合わせなど、考慮しなければならない要素がたくさんある中、いかにセンス良くまとめるか。『HAIR MODE』はその秘密が色と色の「コントラスト」にあると推測。美容師それぞれの“らしさ”を盛り込みながら、今の時代に寄り添う、「イケてる範囲」の色遊びを追求する。
■ 色のコントラストを操作するための基礎知識
「色相」と「トーン」
堀口勢津子[㈱日本カラーデザイン研究所]
■ デザインのコントラストを操るための
ヘアカラー色彩学入門
吉村英美、堤 明日香[DADA CuBiC]
■ コントラスト視点でひもとく
デザインカラー計画
朝日美月祈[JURK]
楽人[QUQU]
中江智野[good thing
|第2特集|
■ コロナが変えたファッションへの意識を分析
「2020年代」ファッションの最前線
呉 佳子、中川まどか[㈱資生堂]
野末眞児[NiL]
|特別企画|
■ 押さえておきたい
最旬・ベージュカラーバリエ
|連載|
■ 橋本佳奈[SCREEN]がプロデュース!
町でいちばんオシャレな“あの子”
■ ヘアモード誌上コンテスト
「ドールボブ」
■ リモートリレー!
町いち推しのヘアデザイナーを探せ
vol.33 辻丸加奈子[wit]
ほか
ブリーチして、
希望のヘアカラーがかなっても
髪が美しくなければ意味がない
今や、美容師の必修技術となりつつある「ブリーチ」。ブリーチを活用することで、提案できるカラーデザインの幅が格段に広がり、美容師もお客さまもヘアカラーのワクワクを存分に味わうことができる。一方で、ブリーチは常にダメージと隣り合わせであるのも事実。判断を間違えば、取り返しのつかない事態、例えば、断毛などにつながってしまうことを常に心に留めて薬剤を選定し、工程を組み立て、髪の状態に合わせて施術を進めていく必要がある。多種多様なヘアカラーに加え、縮毛矯正が盛り上がりを見せる現代においては、気を配るべき履歴も複雑化している。今一度、ブリーチの魅力と共に、そのリスクにも目を向け、いかに回避するかを、腰を据えて考えていこう。確かな知識と技術、そして信頼できるアイテムがあれば、美しくブリーチした明るい髪を土台に、ずっと、もっと、ヘアカラーを遊び尽くせるはずだから。
■ 断毛リスクが高い施術への理解を深める
・CHAPTER1
複雑なヘアカラー履歴のある髪 ブリーチ
高木貴雄[vetica]
・ CHAPTER2
縮毛矯正履歴のある髪 ブリーチ
かとし[REDEAL]
■ ブリーチ&カラーの強い味方!
ダメージから髪を守る最強アイテム集
■ メーカーの本命ブリーチ剤で
理想のヘアカラーを実現しよう